タイトルだけ見ると、ただの下品な本なのでは?と危惧してしまうかもしれない。筆者もそう感じた1人である。しかし、それは杞憂であった。
弱者を助け、悪者を倒し、名乗ることなく去っていく、そういうハードボイルドなカッコよさを主人公すっぽんぽんのすけは持っている。
見た目はアレかもしれないが、中身が詰まっているのである。子どもははだかになることが楽しいと思える存在であり、また、カッコいいのも好きな存在だ。どちらもやりすぎると叱られてしまうことだが、この本は子どものそんな気持ちを理解し、後押ししてくれる絵本だと思う。
もしかすると読んだ後には、はだかになりたくなる子もいるかもしれないが・・・。
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