ロボットや機械というと、どうしても子どもにとって心躍る存在であるだろう。
買ってあげたおもちゃよりも、テレビのリモコンのほうが子どもを引き付けることもある。
で、今回の絵本である。
イラストがやわらかで、かつ、かわいらしい。子どもでも大人でも好きになるストーリーもまた秀逸である。
読み終わった後は、子どもであっても、いい映画を見た後のような気分になるのではないだろうか。著者のたむらしげる氏の他の本もぜひ読んでいただきたい。なお、この絵本は、マンガのような構成になっているが、子どもにこのコマを読んでいるよとわかるように指差しをしながら初回は読んであげるといいだろう。
私が幼いころに大好きな一冊でもあったため、当時2歳の息子に読んでいたが、数回読むとハマってしまった。寝る前にコレ読んで!といってきたこともしばしば。
はじめはロボットってなあに?状態だった息子は、しっかりロボット好きになった。ちなみに、その後、彼はスターウォーズ、仮面ライダー、スーパー戦隊と順調に?ロボ好きの道を歩んでいる・・・。
たむら しげる (著)
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